香港上場の中国本土株、上昇－株価底入れとみる投資家も

（ブルームバーグ）： 香港に上場している中国本土株は、連休明けとなった２日の取引で上昇。明るい経済指標を受け本土市場で株価指数が先に値上がりしていた。

本土銘柄から成るハンセン中国企業株（Ｈ株）指数は前営業日（３月28日）比で一時３％高となった。１月22日の安値からの上昇率が20％に向かっている。

中国国家統計局が３月31日に発表した３月の製造業購買担当者指数（ＰＭＩ）は１年ぶりの高水準となり、本土株の指標ＣＳＩ300指数が４月１日に上昇した。

中国本土株ＣＳＩ300指数、１カ月で最大の上げ－景気への楽観強まる

中国株が長年の低迷から脱したという一部投資家の見方を株高の広がりが支えている。

キングストン・セキュリティーズの調査ディレクター、ディッキー・ウォン氏は「本土と香港の株式相場がすでに底を打ち、４－６月期（第２四半期）に反発が続く可能性があると私は強く信じている」と述べた上で、「バリュエーションは実に割安で、ポジショニングはまだ軽い」と指摘した。

原題：Chinese Stocks in Hong Kong Jump in Catchup Rally After Holidays　（抜粋）

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