14日の米国株式市場は、米4月PPI(生産者物価指数)が注目となる。市場予想の平均値は、全体指数が前年比2.2%上昇だが、変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数が同2.3%上昇と、前月の2.4%上昇からやや鈍化し、FRB(米連邦準備制度理事会)の目標である2%上昇に近づく見通しとなっている。15日に発表を控える米4月CPI(消費者物価指数)を前に様子見ムードが継続する可能性もあるが、現時点でCPIは全体指数、コア指数ともに前月から伸びが鈍化する見通しとなっており、今晩のPPIでインフレの落ち着きが意識され、FRBによる利下げ観測が先行すれば、株価を押し上げることもあり得る。
<主な米経済指標・イベント>
・米4月PPI(生産者物価指数)、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長やクックFRB理事が発言
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提供:ウエルスアドバイザー社
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最終更新:5/14(火) 16:55
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