週明け1日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。前場終値は前日比1.02%高の3072.29ポイントだった。深セン成分指数は2.35%高の9621.90ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6524億800万元だった。
上海総合指数はプラス圏で堅調に推移した。半導体を巡る米中の対立激化などが警戒されたが、官民発表の2024年3月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)がいずれも市場予想を上回り、景況判断の分かれ目となる50を上回ったことが好感された。セクター別では、バッテリー、バッテリー素材、航空・空港運営が全面高となったほか、自動車、酒造などを中心に幅広いセクターで買いが優勢となっている。半面、鉄道・道路や石炭の一角が売られた。
上海B株指数は0.66%高の255.62ポイント、深センB株指数は0.49%高の1090.43ポイントだった。
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:4/1(月) 12:41
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