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株式明日の戦略―グロース株大崩れでセンチメントが悪化、あすはソフトバンクGの動向に注目

5/12 3:55 配信

トレーダーズ・ウェブ

 11日の日経平均は4日ぶり大幅反落。終値は909円安の29608円。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり169/値下がり1989。全面安の中で任天堂やNTTが逆行高。足元のモメンタムが強い日本製鉄や日本郵船がプラスを確保した。前期の高いハードルを今期も上回る見通しを出してきたワークマンが3%を超える上昇。ノリタケやグリー、メイコーが決算を受けて大幅高となった。今期大幅増益見込みの芝浦電子はストップ高をつける場面もあるなど急騰。ワクチン接種センターの業務を受託したと一部メディアで報じられたキャリアが、場中は値付かずのストップ高比例配分となった。

 一方、ソフトバンクG、レーザーテック、東京エレクトロン、ソニーGなど、主力のグロース株が軒並み大幅下落。決算が失望を誘ったパナソニックが6%近い下落となった。ファンケル、Uアローズ、日本製鋼所なども決算を材料に急落。丸和運輸や東海カーボン、沖電気は2桁の下落率となるなど大きく値を崩した。マザーズ指数が大幅安となる中、AI inside、JIG-SAW、メルカリなど売買代金上位の銘柄は、軒並み値幅を伴った下落となった。

 日経平均は909円安。今年2番目の下げ幅を記録した。5月に入って値動きが良くなっていただけに、ハシゴを外されたようなきょうの急落はネガティブ。ナスダックの大幅安が売り材料になったとは言え、ダウ平均は終盤に下げに転じた程度で、米国株はクラッシュを想起させるほど弱くはなかった。今晩の米国株が下げたとしても落ち着いた値動きであれば、あすはあっさり大幅高となる可能性もある。ただし、一度こういう不気味な下げを見せつけられると、上では戻り売りが出やすくなる。

 あすは後場の取引時間中にトヨタが、引け後にソフトバンクGが決算を発表予定。グロース株の弱さが際立つ中では、ソフトバンクGの動向が特に注目される。同社に関しては前21.3期の純利益が4兆円台後半になるとの観測報道が既に出ており、良好な着地は織り込み済み。一方、足元の金利上昇を背景としたグロース株安は、先行き業績への警戒材料となる。ソフトバンクGはきょう6%を超える下げとなったが、足元で業績期待の高い銘柄の決算反応が芳しくないことを鑑みると、発表前の買い戻しは期待しづらい。同社がもう一段下げるようだと、全体市場の重しにもなり得る。指数のきょうの安値は28535円。心理的節目の28500円や、下に控えた26週線(28435円、11日時点)を割り込まずに推移できるかがあすの注目点となる。

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最終更新:5/12(水) 3:55

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