東証グロ-ス指数は3日続落、直近IPO中心の物色続き主力株は厳しい地合い/グロース市況

4/3 16:59 配信

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現在値
フリー2,795+40
QPS研究3,430-70
ゆとり1,927+50
トリコ1,005+6
GENDA3,100-10

東証グロ-ス指数は3日続落、直近IPO中心の物色続き主力株は厳しい地合い

東証グロース市場指数:-15.44 ()
出来高:1億5015株
売買代金1682億円:
東証グロース市場250指数:-13.58 ()
出来高1億276万株:
売買代金1032億円:

 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに3日続落。値上がり銘柄数は181、値下り銘柄数は358、変わらずは31。 2日の米国市場は下落。ダウ平均は396.61ドル安(-1.00%)の39170.24ドル、ナスダックは156.38ポイント安(-0.95%)の16240.45、S&P500は37.96ポイント安(-0.72%)の5205.81で取引を終了した。長期金利の上昇を受け、大きく下落して寄り付いた。前週末にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がハト派姿勢を弱めたことや、前日発表された経済指標が強い内容だったことを受け、FRBによる利下げへの期待が後退、長期金利は今年の最高水準に上昇した。また、米原油先物相場が一時、昨年10月下旬以来の高値をつけたことがインフレ懸念につながった。ダウ平均の下げ幅は一時500ドルを超えた。 米国株下落を受けて、東証グロース市場も売り優勢で取引を開始。東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに心理的な節目である75日移動平均線を下回っていることから、下げ幅をじりじりと拡大。直近IPO銘柄に関心が向かうなか、東証グロース市場コア20が一時切り返す場面も見られたが失速。主力株中心に地合いの弱い状況は継続となった。 個別では、直近IPOで買われていたソラコム<147A>、カウリス<153A>が急落となったほか、ダイブ<151A>も売られた。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>、GENDA<9166>などが売られた。下落率上位銘柄では、TORICO<7138>、QPS研究所<5595>、yutori<5892>がランクイン。 一方、シンカ<149A>、ジンジブ<142A>、情報戦略テクノロジー<155A>が買われたほか、ファンデリー<3137>も大幅高。時価総額上位銘柄では、トライト<9164>、シーユーシー<9158>が買われた。上昇率上位銘柄では、ACSL<6232>、トリプルアイズ<5026>がランクイン。 東証グロース市場Core指数では、フリー、GENDAのほか、ispace<9348>、MacbeeP<7095>の下げが目立った。

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最終更新:4/3(水) 16:59

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