【日本株】「高配当&荒れ相場でも勝つ実力がある株」5銘柄を紹介!配当利回り10%超の「ダイドーリミテッド」や株主還元に注力する「エフ・シー・シー」に注目!
【日本株】「配当利回りが高い最強日本株」ランキングのベスト5を発表!
●プロお墨付きの「最強日本株」のうち、
もっとも配当利回りが高かったのは「ダイドーリミテッド」!
ダイヤモンド・ザイ3月号の大特集「NISAで買いの最強日本株【2025年・初場所】」では、アナリストなどのプロ22人が厳選した有望株97銘柄を取り上げている。2025年に株で儲けたいなら、この中から投資先を選ぶといいだろう。
ひと口に最強日本株と言っても「大型優良株」や「5万円株」「割安株」など、さまざまな種類がある。なかでも、配当利回りが高い「高配当株」を狙いたい人は、最強日本株の選出銘柄を対象に作成した「配当利回りランキング」が参考になるはずだ(下表)。
◆最強日本株の「配当利回りが高い株」ランキング・ベスト5
配当利回り
1株配当
最低投資額
(100株)
最新の株価
1位
◆ダイドーリミテッド(3205・東S)
10.48%
100円
10万円
2位
◆エフ・シー・シー(7296・東P)
6.32%
202円
32万円
3位
◆グローバルキッズCOMPANY(6189・東S)
5.76%
40円
7万円
4位
◆青山商事(8219・東P)
5.75%
127円
22万円
5位
◆LIXIL(5938・東P)
5.21%
90円
17万円
※データは2025年1月6日時点。
保有しているだけで高い配当金がもらえるのが「高配当株」の魅力。長く保有して配当をもらい続けるためには、ある程度業績が安定している銘柄が望ましい。上の表で紹介した「配当利回りランキング」は、プロの厳しい目で選ばれた銘柄群を対象に作成しているので、安心して持ち続けられるだろう。
以下では、このランキングの1位と2位に入った2銘柄について詳しく見ていこう。
ランキング1位は、配当利回り10.48%のダイドーリミテッド(3205)だ。
ダイドーリミテッドは「ニューヨーカー」を主力とするアパレルメーカー。前期に11期連続の営業赤字を計上。ただし、「来期にかけては利益の黒字転換を予想。今期からの3年間は年間配当を100円とする基本方針を発表し、最大50億円の自社株買いも検討中」(株式アナリストの佐藤勝己さん)と、株主還元の強化を予定する。また、株主優待も実施。「株主優待の子会社ECサイトの買物割引券は、100株で20%の割引が受けられる点も魅力」(オフィスはる・三井智映子さん)
ランキングで第2位に入ったのは、配当利回り6.32%のエフ・シー・シー(7296)だ。
エフ・シー・シーはホンダ系のクラッチ専業メーカー。「EV普及でクラッチは不要部品といわれましたが、ガソリン車の時代が少し長く続く見通しに」(株式アナリストの鈴木一之さん)。トランプ政権下ではエンジン車の復調が予想されており、環境的には追い風が吹いている。今期は記念配当を実施し、配当利回りは6%台に。「会社側は来期も総還元性向(※配当と自社株買いが当期利益に占める割合)40%以上を掲げており、利回り低下への過度な心配は無用でしょう」(株式アナリストの佐藤勝己さん)
ダイヤモンド・ザイ
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最終更新:1/30(木) 16:41