【日本株】「高配当&荒れ相場でも勝つ実力がある株」5銘柄を紹介!配当利回り10%超の「ダイドーリミテッド」や株主還元に注力する「エフ・シー・シー」に注目!

1/21 21:21 配信

ダイヤモンド・ザイ

 【日本株】「配当利回りが高い最強日本株」ランキングのベスト5を発表! 

●プロお墨付きの「最強日本株」のうち、
もっとも配当利回りが高かったのは「ダイドーリミテッド」! 
 ダイヤモンド・ザイ3月号の大特集「NISAで買いの最強日本株【2025年・初場所】」では、アナリストなどのプロ22人が厳選した有望株97銘柄を取り上げている。2025年に株で儲けたいなら、この中から投資先を選ぶといいだろう。

 ひと口に最強日本株と言っても「大型優良株」や「5万円株」「割安株」など、さまざまな種類がある。なかでも、配当利回りが高い「高配当株」を狙いたい人は、最強日本株の選出銘柄を対象に作成した「配当利回りランキング」が参考になるはずだ(下表)。

 ◆最強日本株の「配当利回りが高い株」ランキング・ベスト5

 
 配当利回り
 1株配当
 最低投資額
(100株)
 最新の株価
1位
 ◆ダイドーリミテッド(3205・東S)
 10.48%

 100円
 10万円

 2位
◆エフ・シー・シー(7296・東P)
 6.32%

 202円
 32万円

 3位
 ◆グローバルキッズCOMPANY(6189・東S)
 5.76%
 40円
 7万円

 4位
 ◆青山商事(8219・東P)
 5.75%
 127円
 22万円

 5位
◆LIXIL(5938・東P)
 5.21%
 90円
 17万円

  ※データは2025年1月6日時点。

 保有しているだけで高い配当金がもらえるのが「高配当株」の魅力。長く保有して配当をもらい続けるためには、ある程度業績が安定している銘柄が望ましい。上の表で紹介した「配当利回りランキング」は、プロの厳しい目で選ばれた銘柄群を対象に作成しているので、安心して持ち続けられるだろう。

 以下では、このランキングの1位と2位に入った2銘柄について詳しく見ていこう。

 ランキング1位は、配当利回り10.48%のダイドーリミテッド(3205)だ。

 ダイドーリミテッドは「ニューヨーカー」を主力とするアパレルメーカー。前期に11期連続の営業赤字を計上。ただし、「来期にかけては利益の黒字転換を予想。今期からの3年間は年間配当を100円とする基本方針を発表し、最大50億円の自社株買いも検討中」(株式アナリストの佐藤勝己さん)と、株主還元の強化を予定する。また、株主優待も実施。「株主優待の子会社ECサイトの買物割引券は、100株で20%の割引が受けられる点も魅力」(オフィスはる・三井智映子さん)

 ランキングで第2位に入ったのは、配当利回り6.32%のエフ・シー・シー(7296)だ。

 エフ・シー・シーはホンダ系のクラッチ専業メーカー。「EV普及でクラッチは不要部品といわれましたが、ガソリン車の時代が少し長く続く見通しに」(株式アナリストの鈴木一之さん)。トランプ政権下ではエンジン車の復調が予想されており、環境的には追い風が吹いている。今期は記念配当を実施し、配当利回りは6%台に。「会社側は来期も総還元性向(※配当と自社株買いが当期利益に占める割合)40%以上を掲げており、利回り低下への過度な心配は無用でしょう」(株式アナリストの佐藤勝己さん)

ダイヤモンド・ザイ

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最終更新:1/30(木) 16:41

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