芝浦機械、7月工作機械受注は前年比3倍に、エネルギーやAI向け好調

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 機械メーカーの芝浦機械 <6104> は、工作機械部門の7月の受注高が前年同月比で3倍超に拡大した。エネルギーやAI(人工知能)関連の需要を取り込んでいる。この日の株価は小幅高で始まった。

 工作機械や成形機の大手。7月の工作機械部門の受注高は前年同月比3.1倍の75.6億円に急増した。原発など発電設備の部品加工に使う大型機が国内で伸びたほか、中国ではデータセンター用光通信部品向けの超精密加工機を受注した。前年比の増加は14カ月連続で、前月比でも3割超増えた。前年同月比で内需は71%増、外需は約6倍となった。

 一方、成形機部門ではリチウムイオン電池向けセパレータフィルム成形機が中国でのEV(電気自動車)投資の減少により伸び悩んでおり、7月末発表の今3月期第1四半期(4-6月)の連結営業損益が6.5億円の赤字(前年同期は9.2億円の黒字)に落ち込んでいた。市場では「工作機械の業況が好調なだけに、成形機の不振がもったいない」(国内準大手証券)との声が聞かれている。

 日本工作機械工業会(日工会)が12日に発表した7月工作機械受注(速報値)は、総額が前年同月比50.4%増の1931億円となった。初めて2000億円台に到達した前月比では減少したものの高い水準を維持し、6月に日工会が従来から引き上げた2026年目標(2兆円)を上回るペースで推移している。

 13日の終値は、前日比80円高の4240円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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