〔NY外為〕円、147円台後半(21日朝)

11/21 23:13 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】21日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米長期金利の低下を背景に円買い・ドル売りが進行し、1ドル=147円台後半に上伸している。午前9時現在は147円60~70銭と、前日午後5時(148円34~44銭)比74銭の円高・ドル安。
 米利上げ打ち止め観測の強まりを受け、前日からの円高・ドル安基調が継続。米長期金利の指標である10年物国債利回りが4.4%前後まで低下する場面もあり、日米金利差の縮小をにらんだ円買いが加速する中、相場は未明に一時147円15銭付近を付けた。
 この日の注目材料は、午後に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(10月31日~11月1日開催分)。同会合で、連邦準備制度理事会(FRB)は2会合連続の金利据え置きを決定したが、市場では今後の政策運営に関する議論の内容を確認したいとの思惑が広がっている。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0945~0955ドル(前日午後5時は1.0936~0946ドル)、対円では同161円55~65銭(同162円32~42銭)と、77銭の円高・ユーロ安。(了)

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最終更新:11/21(火) 23:35

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