個人投資家・有限亭玉介:グロース市場が強含む!人気化の可能性を見るIPOをピックアップ【FISCOソーシャルレポーター】

9/8 10:00 配信

フィスコ

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2024年9月2日15時に執筆

相場の先行きが不透明になればなるほど、グロース株は不遇な扱いを受けてきましたな。ここ数年は大型株偏重のムードが長期で続いていたところから、グロースが物色される機運がふつふつと高まっているように思えます。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

植田ショックによる投げ売りが殺到した事で信用買い残が整理され、改めて個人投資家を中心にグロース株へも物色が広がっているようですねぇ。大型株は安定した資産運用には良いですが、株価が何倍にも膨れ上がる大化け銘柄を狙うのであれば、やはりグロースの小型株には投資妙味がありますな。

米国の利下げ観測が高まっている事に加えて、利上げ圧力を高めようとしていた日銀は植田ショックを受けて利上げに慎重にならざるを得ない環境となりました。米国の利下げ圧力がさらに強まれば、安心感からグロース・ハイテク株へも物色が広がると予想されます。

ここ数年でハイテク銘柄は半導体やAIを中心に物色される機会が多くありましたが、それ以外のテーマは特段物色された経緯は思い出せませんな。グロースという名の通り、やはり現在の業績よりも将来性を重視して買われるわけですからIPO銘柄なども注目していきたいですねぇ。近い未来は宇宙関連やドローンなどのポテンシャルは未知数でもありますからな。

総裁選や米国の大統領選のタイミングで先進的な政策が打ち出されるのであれば、政策にマッチしたグロース銘柄が名を挙げるかもしれません。今回は直近のIPO銘柄を中心にご紹介して参ります。ただ、上場直後は値動きが激しくなりますので、将来性を過信して高値掴みをせぬようくれぐれもご注意くださいませ。

ディスカウントストアを展開するトライアルHD<141A>は、業績好調でしっかり年初来高値を更新しました。既存店売上が堅調なほか、九州地盤である事から九州シリコンアイランド関連としても思惑があります。リテールAI事業の成長も今後どうなるかしっかり注視していきたいところです。

不動産開発・コンサルを手掛けるコロンビア・ワークス<146A>も業績好調で24年12月期は過去最高益を更新する予想です。PERは割安であり75日線を上抜ければ、チャート(日足)は強気に転換するか。

一次診療から高度医療まで対応可能な動物病院を運営するWOLVES HAND<194A>は、今年6月に上場しました。配当は無配ながら最終利益は最高益を更新し続けており。配当が実施される可能性もあるのか監視中。チャート(日足)は25日線を上抜いており、トレンドを形成するか注視しております。

DXやデジタルマーケティングを活用した注文住宅事業を手掛けるロゴスHD<205A>は、7月12日の決算発表後に急動意しました。PERは割安水準で、初配当として年間で137円の配当が好感されたようですねぇ。

7月29日に上場したLiberaware<218A>は、産業分野に特化した国産小型ドローンの開発や運用を手掛けております。業績は赤字ながらも、屋内空間での点検・計測向け小型ドローンを強みとして、人手不足が懸念される業界で需要拡大するか…。中国製ドローンが世界シェアを席巻する中で、国防の観点からも国産ドローンは注視しております。

最後は完全成功報酬制のM&A事業を展開するインテグループ<192A>です。活況なM&A市場で、同社の業績も拡大しております。チャート(日足)はじわじわと切り上げており、今年中に年初来高値を更新できるか注視です。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

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最終更新:9/8(日) 10:00

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