今晩のNY株の読み筋=戻りの限られた展開か

6/20 17:32 配信

ウエルスアドバイザー

 20日の米国株式市場では、米6月フィラデルフィア連銀景況指数、米5月住宅着工件数、新規失業保険申請件数が注目となる。いずれも前回から改善する見通しとなっており、市場予想通りであれば米景気に対する警戒感は後退するものの、米利下げ開始が遅れるとの見方を後押しするものとなりそう。米国が休場中、各国の株価は日本を含めて比較的底堅く推移しているが、高金利水準の長期化が意識されている間は戻りも鈍そうだ。

 FRB(米連邦準備制度理事会)高官では、バーキン米リッチモンド連銀総裁、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁などの発言が予定されている。このうち、バーキン総裁は今年のFOMC(米連邦公開市場委員会)の投票権を持つ。FOMC前後の最新の物価関連指標や個人消費関連指標を受け、今後の米金融政策に対してどのような見解を示すか注目したい。

<主な米経済指標・イベント>
・米新規失業保険申請件数、米5月住宅着工件数、米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
・バーキン米リッチモンド連銀総裁、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が発言

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:6/20(木) 17:32

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