東京市場サマリー(29日)☆追加

3/29 20:19 配信

時事通信

 【東京株式】反発=押し目買い広がる
 プライム市場は、米国の主要株価指数が小動きで手掛かり材料難となる中、前日に日経平均株価が大幅安となった反動で押し目買いが広がった。終値は日経平均が前日比201円37銭高の4万0369円44銭、東証株価指数(TOPIX)が17.81ポイント高の2768.62と、いずれも反発した。83%の銘柄が値上がりし、値下がりは15%。出来高は17億5159万株、売買代金は5兆0890億円。
 【東京外為】ドル、151円台前半=米PCE物価控え、様子見
 東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米PCE物価指数を控えて様子見となり、1ドル=151円台前半を中心に推移した。午後5時現在は、151円34~35銭と前日(午後5時、151円43~44銭)比09銭の小幅ドル安・円高。ユーロは対円、対ドルで下落。午後5時現在は、1ユーロ=162円94~95銭(前日午後5時、163円94~95銭)、対ドルでは1.0768~0768ドル(同1.0800~0800ドル)。
 【東京債券】先物、下落
 債券先物は下落。長期国債先物の中心限月2024年6月物は前日比21銭安の145円67銭で取引を終えた。長期金利の指標となる新発10年物国債373回債利回りは0.020%上昇の0.725%。
 【短期金融市場】無担保コール翌日物速報値、0.074%
 日銀が公表した短期金融市場での無担保コール翌日物の速報値は、加重平均が0.074%(前営業日確報値0.077%)、最高レートは0.078%(0.078%)、最低レートは0.040%(0.055%)だった。
 【東京原油】WTI高受け続伸
 東京商品取引所のドバイ原油先物相場は続伸。中心限月8月きり(6番ぎり)の清算値は前日比540円高の7万7560円。日中立ち会いは、28日のニューヨーク原油(WTI)先物相場が供給懸念で上昇したことから、高寄りした。その後は、ポジション調整の売りなどが優勢で、上げ幅を削った。
 【JPX金】NY高受け4日続伸=先ぎりは史上最高値更新
 大阪取引所の金先物相場は4営業日続伸。中心限月2025年2月先ぎりの清算値は前日比270円高の1万0959円。日中立ち会いは、28日のニューヨーク金先物相場が、グッドフライデー(聖金曜日)の休場を控えた売方の手じまいに急伸した流れを引き継ぎ、大幅高で寄り付いた。その後も、ショートカバーなどに水準を切り上げ、全般がこの日の高値圏で取引を終えた。先ぎりは一時、1万0976円を付け、継続足で史上最高値を塗り替えた。
 【経済統計】
◆2月の有効求人倍率1.26倍、3カ月ぶり低下=失業率は2.6%
◆2月の住宅着工、前年同月比8.2%減の5万9162戸=9カ月連続減少―国交省
 【要人発言】
◆電気・ガス補助、5月で終了=ガソリンは一定期間延長―斎藤経産相
 【ニュースから】
◆シェルター整備、先島5市町村で=台湾有事念頭、2週間の滞在想定―政府方針
◆支援金負担、最大月950円=少子化対策、28年度試算―こども家庭庁
◆「紅麹」巡る死者5人=小林製薬社長が謝罪―入院者らに補償(了)

時事通信

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最終更新:3/29(金) 20:26

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