後場コメント No.1　ＩＤＨＤ、トヨクモ、おきなわ、ＫＬａｂ、ＱＬＳＨＤ、ＫＤＤＩ

★12:32　 ＩＤＨＤ－後場買い気配　生成AIの新会社設立へ
　ＩＤホールディングス<4709>が後場買い気配。同社は14日11時30分、生成AIに関する研究開発などを行う子会社ＩＤ ＡＩ Ｆａｃｔｏｒｙ（仮称）を設立すると発表した。
　
　新会社ではAIの研究開発に加え、その技術を活用した運用・インフラ設計やソフトウェア開発の業務支援、セキュリティリスクに対するAIサービスの提供を行い、業務効率化および品質向上の実現を加速する。設立は4月1日の予定としている。

★12:33　 トヨクモ－反発　2月度の売上高25％増
　トヨクモ<4058>が反発。同社は14日11時30分、2月度の売上高は速報値で2億3100万円（前年同月比25.1％増）だったと発表した。1-2月累計の売上高は4億5900万円（前年同期比25.2％増）となった。

★12:35　 おきなわＦＧ－大和が目標株価を引き上げ　貸出は堅調、中計発表による割安修正に期待
　おきなわフィナンシャルグループ<7350>が小幅安。大和証券では、貸出は堅調、中計発表による割安修正に期待。投資判断は「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は2600円→2900円に引き上げた。

　23年度通期の連結当期純利益は61億円と銀行計画の達成を予想。主な内訳(銀行単体)では、資金利益で290億円、役務取引等利益で22億円、その他業務利益で▲25億円(うち、国債等債券関係損益▲20億円。経費の増加を想定しているが、債券損切影響の縮小や株式等関係益の増加、与信費用の抑制を見込み、銀行単体における当期純利益の着地は銀行計画並みの55億円を予想。日銀の政策変更期待は目先の株価押し上げ材料とし、個別にも沖縄県経済の成長が資金需要を喚起し資金利益を牽引すると予想している。

★12:35　 ＫＬａｂ－反発　カーネギーメロン大学のＣｈｒｉｓ博士と連携しAI研究を強化
　ＫＬａｂ<3656>が反発。同社は14日、カーネギーメロン大学コンピューターサイエンス学部Ｃｈｒｉｓ Ｄｏｎａｈｕｅ博士の研究室（ペンシルバニア州ピッツバーグ、以下Ｃｈｒｉｓ博士）と連携し、AIの研究体制を強化すると発表した。
　
　同社からChris博士に対して、ゲーム産業の現場でのニーズやゲームデータなどを提供し、研究を支援するとしている。

★12:37　 ＱＬＳＨＤ－後場急騰　株主優待制度を新設
　ＱＬＳホールディングス<7075>が後場急騰。同社は14日12時30分、株主優待制度を新設すると発表した。

　500株以上保有する株主を対象に、こども商品券3000円分を贈呈する。2024年3月31日の権利分から開始するとしている。

★12:49　 ＫＤＤＩ－4日ぶり反発　メタバース利活用支援の「オープンメタバースネットワーク」発足
　ＫＤＤＩ<9433>が4日ぶり反発。同社は14日、ｍｏｎｏＡＩ ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ<5240>、ＳＴＹＬＹ（東京都新宿区）、ＲＥＡＬＩＴＹ ＸＲ ｃｌｏｕｄ（東京都港区）と、複数のメタバースプラットフォームが連携した日本最大級のメタバースアライアンス「オープンメタバースネットワーク」を3月12日に発足したと発表した。
　
　同アライアンスは、企業・自治体がメタバースの事業活用を検討する際に、単独メタバース利用に加え、複数のメタバースをつなぐことや、リアル空間を取り入れた立体的な施策立案が可能という。また、スムーズな導入や事業課題の解決に向けたコンサルティングからイベント企画や空間コンテンツ制作までを一気通貫で提供するとしている。