前場コメント No.7 シリウスV、MIXI、オーケストラHD、Aiロボティク、KeePer技、ゼンショーHD

11/17 11:36 配信

トレーダーズ・ウェブ

★10:11  シリウスビジョン-ストップ高買い気配 新AI「Regulus」を開発し「S-Comet」に搭載
 シリウスビジョン<6276>がストップ高買い気配。同社は、ユーザーによる学習が不要の新AI「Regulus(レグルス)」を開発、電子基板の卓上型外観品質画像検査機「S-Comet(エスコメット)」 に搭載し、販売を開始したと発表した。
 
 Regulusは、同社製の学習型AIである「Sirius-AIS(シリウスアイズ)」と異なり、ディープラーニングによる学習モデルの作成が不要で、「S-Comet」を導入したその日から、目視に替わり「Regulus」が良品か不良品かを判定するという。この新AIは、電子基板とともに、半導体・電子部品、ウエハー、シール・ラベル、銘板、化粧品・医薬品容器などの印刷品、各種成形品などの外観品質検査機や印刷品質検査機に搭載され、これらの製品を製造する工場の生産自動化に貢献していくとした。
   

★10:12  シリウスビジョン-ストップ高買い気配 3Q累計営業赤字拡大も新AI開発を材料視
 シリウスビジョン<6276>がストップ高買い気配。同社は14日、25.12期3Q累計(1-9月)の連結営業損益は1億5100万円の赤字(前年同期は8100万円の赤字)だったと発表した。

 主力市場であるラベル印刷分野における設備投資の先送りが続いた影響から、印刷品質検査用ソフトウエア「AsmilVision」を搭載したラベル検査機の販売が引き続き低調に推移し、減収となったことなどが響いた。
 
 なお、同日に、ユーザーによる学習が不要の新AI「Regulus」を同社が開発し電子基板卓上検査機「S-Comet」に搭載したことを発表した。これが材料視され、株価は買いが優勢となっている。
  

★10:23  MIXI-続落 上期営業益18%減 通期利益予想は据え置き
 MIXI<2121>が続落。同社は14日、26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は72億円(前年同期比17.5%減)だったと発表した。
 
 主力のデジタルエンターテインメント事業は「モンスターストライク」の売り上げが減少したものの、コスト効率化などによりセグメント増益となった。一方、スポーツ事業や投資事業のセグメント減益もあ、全体では営業減益となった。
 
 26.3期通期の連結売上高予想については従来の1550億円から1680億円(前期比8.5%増)に上方修正した。利益予想は据え置いた。

★10:27  Orchestra-ストップ高買い気配 株主優待制度を新設 デジタルギフト贈呈
 Orchestra Holdings<6533>がストップ高買い気配。同社は14日、株主優待制度を新設すると発表した。
 
 毎年12月末日を基準日(初回は2026年12月末日)とし、同社株主名簿に記載された株主のうち、200株以上を1年以上継続保有する株主を対象に、デジタルギフト1万5000円分を贈呈する。
 

★10:27  Orchestra-ストップ高買い気配 通期業績予想を修正 IFRSを任意適用
 Orchestra Holdings<6533>がストップ高買い気配。同社は17日、26.3期通期の連結純利益(IFRS)予想を8.0億円にすると発表した。25.12期より国際財務報告基準(IFRS)を任意適用しており、日本基準を適用していた前期との比較はできない。前回発表予想の日本基準における予想数値は4.0億円。

 IFRSの任意適用の影響を踏まえて業績予想をIFRSで開示すること、上期にデジタルマーケティング事業において大口顧客が離脱した影響などを考慮した。

 25.12期3Q累計(1-9月)の連結純利益は6.2億円(前年同期比7.1%増)だった。

 なお、同日発表された株主優待制度の導入も好感されている。
 

★10:30  Aiロボティクス-急落 上期営業益42%減 先行投資が響く
 Aiロボティクス<247A>が急落。同社は14日、26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は7.0億円(前年同期比41.7%減)だったと発表した。主力ブランドである「Yunth」のほか、新ブランド「Straine」が好調だった。一方、ブランド価値向上や認知拡大施策のため、一時的な先行費用を計上したことで減益となった。

★10:42  KeePer技研-急落 1Q営業益9%減 増員や猛暑対策の費用など響く
 KeePer技研<6036>が急落。同社は14日、26.6期1Q(7-9月)の連結営業利益は13.8億円(前年同期比8.7%減)だったと発表した。大幅な増員や、従業員に対する猛暑対策の費用などが響いた。

★10:45  ゼンショーHD-MSMUFGが目標株価を引き上げ 来期業績を織り込む好機
 ゼンショーホールディングス<7550>が続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、来期業績を織り込む好機と指摘。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価は11400円→12200円に引き上げた。

 モルガン・スタンレーでは、業績予想を若干下方修正。営業利益は26/3期876億円→840億円(+12% YoY)、27/3期1038億円→1000億円(+19% YoY)とした。27/3期は会社の中期経営計画における目標と同水準であるという。予想引き下げ要因は、グローバルはま寿司における原材料コスト増等の費用増や、旧グローバルファストフードにおけるスクラップ&ビルドの影響を織り込んだ。

畑尾

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最終更新:11/17(月) 11:36

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