2日の米国株式市場は、雇用関連指標やFRB(米連邦準備制度理事会)高官発言が注目となる。1日の米国市場は強い経済指標を受けてFRBによる利下げ開始の後ずれが警戒され、売りが優勢となった。
きょうの米2月雇用動態調査(JOLTS)、あすの米3月ADP雇用統計、4日の米新規失業保険申請件数、週末5日の米3月雇用統計と、連日で雇用関連指標が続く。労働市場の強さが意識されれば利下げ開始の後ずれ観測が高まりそうで、きょうの指標の結果次第で思惑が先行する可能性もある。
また、前週3月29日にはパウエルFRB議長が利下げについて「急ぐ必要はない」との見解を示した。きょうはFRB高官による発言機会も多く、タカ派的な発言が相次げば相場の重しになりそうだ。
<主な米経済指標・イベント>
・米2月雇用動態調査(JOLTS)、米2月製造業受注
・ボウマンFRB(米連邦準備制度理事会)理事、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、メスター米クリーブランド連銀総裁、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁が発言
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提供:ウエルスアドバイザー社
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最終更新:4/2(火) 17:02
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