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ドル円が152円に接近、米債利回り上昇 10日の米CPIに視線=ロンドン為替概況

4/8 20:27 配信

みんかぶ(FX)

ドル円が152円に接近、米債利回り上昇 10日の米CPIに視線=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル円がじり高の動き。週明け東京早朝は151.60付近で取引を開始。その後は買いが継続している。ロンドン序盤にかけては米10年債が4.45%付近まで上昇、ドル円も151.92近辺まで買われた。ただ、152円を付けるには至らずやや買い一服となっている。先週末の強い米雇用統計のあと、米株が買われた流れを受けて、週明けの各株式市場も堅調。欧州株も買われており、リスク警戒の後退が円売りにつながる面も指摘される。ロンドン時間にユーロ円164円台半ば超え、ポンド円191円台後半、豪ドル円100円台乗せなどに高値を伸ばしている。ドルストレートは小動き。ユーロドルは1.08台前半、ポンドドルは1.26台前半での取引に終始している。ドル指数は東京午前に低下したあとは、ロンドン序盤にかけては上昇。先週末からのレンジ内での揉み合いとなっている。2月独鉱工業生産や4月ユーロ圏・センセックス投資家信頼感などが予想を上回ったが、ユーロ相場に目立った反応はみられなかった。10日の発表される米消費者物価指数(CPI)に市場の視線が集まっているもよう。

 ドル円は151円台後半での取引。東京早朝の151.57付近を安値に買われ、ロンドン序盤には151.92近辺と152円に接近した。しかし、大台を試す勢いには欠けており、足元では高止まり状態となっている。欧州株が堅調に推移、米債利回りが上昇と、リスク面と金利面双方からドル円相場が下支えされている。

 ユーロドルは1.08台前半での取引。本日これまでのレンジは1.0821から1.0844まで。先週末からの見慣れた水準での揉み合いが続いている。ユーロ円は東京朝方につけた164.19近辺を安値に、ロンドン朝方には164.57近辺まで買われた。その後は164.40-50付近に高止まりしている。対ポンドではやや上値重く推移している。独鉱工業生産やユーロ圏投資家信頼感などは予想を上回る結果となったが、特段のユーロ買い反応はみられなかった。

 ポンドドルは1.26台前半での取引。本日これまでのレンジは1.2615から1.2640まで。ユーロドルと同様に見慣れた水準で揉み合っている。ポンド円は東京午前に191.37近辺に軟化したあとは、買いに転じている。ロンドン序盤には191.86近辺に高値を伸ばしている。ユーロポンドは週明けオセアニア市場でつけた0.8584近辺を高値に、その後は上値重く推移。足元では0.8574近辺まで小安い。ただ、特段のポンド買い材料も見当たらず。

minkabu PRESS編集部 松木秀明 

みんかぶ(FX)

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最終更新:4/8(月) 20:27

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