31歳・年収400万円会社員男性「株価下落に動じず」楽天・VTIに4年間積み立てた運用益は?

4/7 6:10 配信

あるじゃん(All About マネー)

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

◆31歳・年収400万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は北海道に住む31歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成

本人のみ

▼金融資産

年収:400万円
金融資産:現預金300万円、リスク資産360万円

▼リスク資産の内訳

・投資信託:300万円
・iDeCo:60万円

▼積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)/2020年から

2020年から約4年間、積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額は楽天・VTIに「月4万4000円」で積み立てしているとのこと。

運用実績については「元本194万円→運用益込み300万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子。

「(積立投資を)始めた時がちょうどコロナ禍の直前」だったそうで、「コロナ禍に一度(株価が)下がり、その後、金融緩和とともに金利が下がり、それに比例して(株価が)上がり、今度は景気が加熱して利上げされてからは、それに反比例して(株価が)下がりましたが、現状、米国の景気がソフトランディングする見通しから、再度上がってきています」とジェットコースターのような株価の変動を経験。

「一時期株価が大きく下落したときは怖くなりました」と振り返ります。

しかし「積立投資を粛々と、相場が安い時も高い時も買い進めて、順調に増え続けています」と淡々と運用を続けた結果、現在の運用益は「具体的にはプラス35%程度です。複利の力を利用して、雪だるまのように増え続けているのが現状です」と好調。

「信じて積立をやめなくてよかったです」と語られていました。

◆31歳・年収400万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

積立投資を始めてよかった点として、「資産が順調に増えていることです。預金だけではこれっぽっちも増えはしないので、嬉しい限りです」とコメント。

ご自身を振り返って「いわゆる個別株投資の才能はないので、なるべくシンプルで、売り買いを頻繁にしなくて済む投資方法、現在のNISAやiDeCoのような長期積立投資が向いている」と分析。

これから積立投資を始める人へは、「積立投資はスキルは一切必要なく、粛々とオートパイロットのように積立を継続することです。時間が勝負なので、なるべく早期に始めていくことをお勧めします」と、株価暴落を乗り越えた経験が垣間見えるアドバイス。

新NISAについては、「つみたて投資枠の中で運用をしています」と語られていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします

あるじゃん(All About マネー)

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最終更新:4/7(日) 6:10

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