第一生命HD米子会社のプロテクティブ社、団体保険事業の米ShelterPoint社を買収

4/18 9:30 配信

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第一生命ホールディングス株式会社(8750)の米国子会社であるProtective Life Corporation(米国、以下「プロテクティブ社」)は、ShelterPoint Group, Inc.(米国、以下「ShelterPoint社」)をShelterPoint社株主から買収することを決定し、買収契約を締結した。今後、日米監督当局による認可等を前提として、プロテクティブ社における2024年度4四半期(2024年10月-12月)を目処とした買収手続完了を予定している。

第一生命HDは、生命保険会社、損害保険会社その他の保険業法の規定により子会社とした会社の経営管理、それに付随する業務等を行う。

プロテクティブ社は、伝統的な生命保険事業、個人年金事業等のリテール事業に加え、買収事業に強みを持ち、2015 年2月に第一生命HDグループの一員となって以降も、米国 Genworth Financial, Inc.からの定期保険ブロックの買収(2016年)、米国 United States Warranty Corp.の買収(2016年)、米国 Liberty Life AssuranceCompany of Boston の個人保険・年金ブロックの買収(2018年)、米国 Great-West Life & Annuity InsuranceCompany の個人保険・年金ブロックの買収(2019年)、米国 Revolos(2021年)、米国 AUL(2022年)等をそれぞれ実現した。

ShelterPoint社は米国で1972年に創業。ニューヨーク州等で企業・団体に加入が義務付けられているDisability Benefits Law insurance(短期所得補償保険、以下「DBL」)やPaid Family Leave insurance(有給休暇補償保険、以下「PFL」)、Paid Family and Medical Leave insurance(DBLとPFL双方の補償範囲を兼ね備えた有給休暇補償保険、以下「PFML」)の販売・引受を主に行っており、ニューヨーク州ではDBL・PFLにおいてリーディングポジションを確立している。




背景・目的

本件買収は、プロテクティブ社にとって通算60件目の買収案件、そして新規の事業ライン獲得であり、事業分散・収益安定化に寄与するものと考える。またPFMLの採用州は今後も増加する見込であり、更なるお客さま基盤の拡充が期待される。

第一生命HDは今後も、北米事業を当社海外事業の中核に据えると共に、プロテクティブ社を米国における第一生命HDグループの成長プラットフォームとして位置づけ、プロテクティブ社による買収事業・リテール事業双方の規模拡大を通じた北米における更なる成長と収益拡大を目指す。

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(提供:日本M&Aセンター)



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最終更新:4/18(木) 9:30

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