アジア株市況－上海総合指数は4日ぶり反発　幅広いセクターに買い

　アジア株は堅調。上海総合指数は4日ぶり反発。小高く寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退。終盤に幅広いセクターで買いが優勢となり、この日の高値圏で引けた。前日は終値ベースで4日以来2週間ぶりの安値を付けただけに、自律反発狙いの買いが入りやすかった。18日の米株高の流れを引き継ぎ、ハイテク株を物色する動きも相場を支えた。ただ、米利下げ観測が後退するなかで資金流出が警戒され、後場に心理的節目の3300ポイントを割り込む場面があった。

　香港ハンセン指数は続伸。米ドル高の一服と米長期金利の低下が好感されたほか、指数が9月25日以来の安値圏で推移しているとあって、値ごろ感からの買いが相場を支えた。ただ、米利下げ観測の後退、米中関係の悪化への警戒感が引き続き重荷となり、上値の重さが目立ち、小幅ながら前日終値を割り込む場面もあった。


ハンセン
　19663.67 +87.06(+0.44%)
レッドチップ
　3625.57 +11.09(+0.3%)
上海総合
　3346.01 +22.16(+0.66%)
台湾加権
　22848.8 +302.26(+1.34%)
韓国総合
　686.12 -3.43(-0.49%)
ムンバイSENSEX(取引中)
　78208.49 +869.48(+1.12%)
タイ SET(取引中)
　1460.9 +8.12(+0.55%)
ジャカルタ総合(取引中)
　7202.33 +68.06(+0.95%)
マレーシアFBM　KLCI(取引中)
　1604.56 +0.52(+0.03%)
フィリピン総合
　6803.19 +41.84(+0.61%)
シンガポールST(取引中)
　3755.41 +22.86(+0.61%)
ベトナムVN
　1205.15 -11.97(-0.98%)

17時58分現在