＜２５日の動意株＞ＦＰＧが急騰し連日で昨年来高値、業績予想の上方修正と期末配当予想の増額を材料視

　ＦＰＧ <7148> が急騰。１８５円高の２２０５円を付け、連日で昨年来高値を更新した。前週末２２日引け後、２４年９月期第２四半期累計（２３年１０月－２４年３月）および通期の連結業績予想の上方修正と、期末配当予想の増額を発表、材料視された。

　第２四半期累計の業績予想で、売上高を３６３億５０００万円から５００億円（前年同期比５４．５％増）に、経常利益を９５億円から１５０億円（同３３．６％増）に引き上げた。主に国内不動産ファンド事業における不動産小口化商品の好調な販売が継続していることを見込む。通期予想では、売上高を７２７億円から７８２億円（前期比９．９％増）に、経常利益を１９０億円から２１０億円（同１６．７％増）に増額した。第２四半期累計の業績を引き上げたことを織り込んだ。また、リースファンド事業で、当初は下期に販売を予定していた在庫を上期に前倒し販売を行った関係で、前年同期と同様に、上期偏重の着地となるとしている。

　配当予想は、第２四半期末は従来の３８．７５円（前期は無配）を据え置いたが、期末は従来の３８．７５円から４９．２５円（前期実績７３円）に引き上げるとした。年間配当は８８円（同７３円）と増額になる見込み。

　２５日の終値は、前週末比１５１円高の２１７１円。

提供：ウエルスアドバイザー社