日経平均VIは上昇、高値警戒感を意識

3/27 14:11 配信

フィスコ

 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比+0.49(上昇率2.62%)の19.21と上昇している。なお、今日ここまでの高値は19.18、安値は18.27。昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、安心感から日経VIは低下して始まった。取引開始後は日経225先物が上昇幅を広げる中、市場では高値警戒感も意識され、ボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや広がり、午後に入って日経VIは昨日の水準を上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《SK》

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最終更新:3/27(水) 14:14

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