〔NY外為〕円、156円台前半(21日朝)

5/21 22:11 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】21日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、新規材料難の中、1ドル=156円台前半で小動きとなっている。午前9時現在は156円30~40銭と、前日午後5時(156円22~32銭)比08銭の円安・ドル高。
 先週にインフレ圧力の緩和を示唆する米経済指標が発表されたものの、連邦準備制度理事会(FRB)高官からは早期利下げに消極的な発言が相次いでいる。これを受け、年内2回の利下げ想定は後退しつつあり、円は引き続き下押しされやすい地合い。この日は主要な統計の発表などもなく、ウォラーFRB理事やウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁らの発言待ちで様子見ムードが広がっている。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0845~0855ドル(前日午後5時は1.0852~0862ドル)、対円では同169円60~70銭(同169円64~74銭)と、04銭の円高・ユーロ安。(了)

時事通信

関連ニュース

最終更新:5/21(火) 22:34

時事通信

最近見た銘柄

ヘッドラインニュース

マーケット指標

株式ランキング