【ニューヨーク時事】13日午前のニューヨーク株式相場は、米政府再開を受け、今後の経済指標の発表に向けて様子見姿勢が広がる中、反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比90.89ドル安の4万8163.93ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は243.61ポイント安の2万3162.85。
トランプ米大統領は12日、難航の末に議会を通過したつなぎ予算案の修正案に署名し、予算が成立。これを受け、過去最長となった政府機関の一部閉鎖は43日目に終了した。一方、レビット大統領報道官は同日、一部の経済指標の公表が遅延されたことを受け、「統計システムは恒久的な打撃を受けた。10月の雇用統計と消費者物価指数(CPI)は永久に発表されない可能性がある」と語った。重要統計の発表が見送られ材料に乏しい中、政府再開後の経済指標を見極めたいとの思惑が広がり、買い控えムードが広がった。
また、ダウは前日に2日連続で史上最高値を更新し、終値として初の4万8000ドル台に乗せた。短期間で急速に買い進まれてきたとの見方から利益確定の売りも出やすく、相場の上値を抑えている。
個別銘柄では、ウォルト・ディズニーが発表した2025年7~9月期決算で売上高が市場予想を下回ったことなどが嫌気され、一時8%超の大幅安。エヌビディアが2%超安。一方、シスコシステムズが発表した25年8~10月期決算が好感され、上昇している。メルクやアムジェンなどヘルスケア関連銘柄も買われている。(了)
時事通信
最終更新:11/14(金) 1:25