東証グロ-ス指数は小幅続落、薄商い継続で方向感に乏しい展開/グロース市況

5/9 17:00 配信

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東証グロ-ス指数は小幅続落、薄商い継続で方向感に乏しい展開

東証グロース市場指数:-3.01 ()
出来高7972万株:
売買代金798億円:
東証グロース市場250指数:-1.92 ()
出来高6239万株:
売買代金713億円:

 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに小幅続落。値上がり銘柄数は219、値下り銘柄数は316、変わらずは38。 8日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は172.13ドル高(+0.44%)の39056.39ドル、ナスダックは29.80ポイント安(-0.18%)の16302.76、S&P500は0.03ポイント安(-0.00%)の5187.67で取引を終了した。利下げ先送り観測に売られ、寄り付き後、下落。押し目からは金融セクターの買い、良好な経済を期待した買いが支えダウは上昇に転じた。カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁に続き、コリンズ・ボストン連銀総裁もインフレの目標達成に予想以上の時間を要する可能性に言及したことを背景とした長期金利上昇が重しとなり、ハイテクは上値が抑制され、終日軟調に推移。終盤にかけダウは上げ幅を拡大もナスダックはプラス圏を回復できずまちまちで終了。 米国株式市場は高安まちまちだったことで、グロース市場も方向感に乏しい展開となった。グロース市場指数、グロース250指数ともに前日比マイナス圏を挟んだもみ合いに終始。11営業日連続で売買代金1000億円を割り込むなど薄商いも続き、静かな一日となった。 個別では、決算内容が嫌気されてサイバー・バズ<7069>、データホライゾン<3628>が売られた。時価総額上位銘柄では、ティーケーピー<3479>、サンウェルズ<9229>などが下落。値下がり率上位銘柄では、キャスター<9331>、カウリス<153A>、グランディーズ<3261>がランクイン。 一方、売れるネット広告社<9235>が引き続き買い優勢となりストップ高となったほか、決算が材料視されてGMOTECH<6026>もストップ高となった。時価総額上位銘柄では、GENDA<9166>、カバー<5253>、MacbeeP<7095>などが上昇した。値上がり率上位銘柄では、コパ・コーポ<7689>、VEGA<3542>、アイデミー<5577>がランクイン。 なお、東証グロース市場Core指数では、GENDA、カバー、MacbeePのほか、JTOWER<4485>、弁護士ドットコム<6027>などが買われた。

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最終更新:5/9(木) 17:00

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