後場コメント No.2 オカモト、日理化、シャノン、梅の花、ニッパツ、スバル興

3/15 15:00 配信

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現在値
シャノン4070
新日理化170-4
オカモト4,905+60
ニッパツ1,595+31.50
梅の花1,056-24

★12:50  オカモト-4日続伸 期末25円増配へ 記念配当を実施
 オカモト<5122>が4日続伸。同社は14日、24.3期の期末配当予想を従来の55円から80円(23.3期末は55円)に引き上げると発表した。年間配当予想は135円(23.2期は110円)となる。

 同社は2024年2月1日に創立90周年を迎えたことから、24.3期の期末配当において記念配当25円を実施するとしている。

★13:02  新日本理化-大幅安 期末無配に修正 減損計上見込みを踏まえる
 新日本理化<4406>が大幅安、同社は14日、24.3期の期末配当予想を従来の5円から無配(前期末は無配)にすると発表した。年間配当予想も同額となる。

 生産設備の一部の活用について検証した結果、将来的に利用する可能性が低いと判断したため売却することを決めた。これに伴って減損損失を計上する見込みであり、今後の財務状況などを総合的に勘案した結果、配当実施を見送ることとした。今期の業績予想に対する減損損失の影響は精査中としている。

★13:09  シャノン-大幅安 1Q営業赤字縮小も債務超過を嫌気
 シャノン<3976>が大幅安。同社は14日、24.10期1Q(11月-1月)の連結営業損益は1.3億円の赤字(前年同期は1.5億円の赤字)だったと発表した。
 
 サブスクリプション事業を中心におおむね順調に推移したほか、前期からの採用抑制や人事異動による人員の有効活用などにより、全体の収益性は改善傾向にあるとしている。

 なお株価は赤字での着地と、1Q期末時点で債務超過に陥っていることが嫌気され、売りが優勢となっている。
 

★13:13  梅の花-後場上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 コスト削減の取り組みなど寄与
 梅の花<7604>が後場上げ幅拡大。同社は15日13時、24.4期通期の連結営業利益予想を従来の5.9億円から7.2億円(前期比8.6倍)に上方修正すると発表した。

 メニューのリニューアル、顧客接点強化による認知度および来店客数の増加、店舗管理体制の強化ならびにコスト削減などに取り組んだ。この結果、売上高は当初計画を下回る見込みとなったが、利益は上振れる見通し。

 併せて発表した24.4期3Q累計の連結営業利益は6.6億円(前年同期比38.8倍)だった。

★13:20  ニッパツ-3日続伸 宮田工場を追加増強 半導体装置部品の生産能力2倍と伝わる
 ニッパツ<5991>が3日続伸。15日付の日刊工業新聞は、同社が2026年度までに、半導体製造装置部品を生産する長野県の宮田工場で追加の生産能力増強に着手すると報じた。

 記事によると、完了すれば生産能力は最大で現状比約2倍に高まるという。同工場では成膜装置やエッチング装置などの半導体製造装置の均一な加熱や冷却を可能にするヒーターや冷却板、ガスの散布に必要なシャワーヘッドを生産しているとした。

★13:30  スバル興業-大幅安 今期営業益9.9%減見込む 前期は3.8%減
 スバル興業<9632>が大幅安。同社は14日、25.1期通期の連結営業利益予想を44.1億円(前期比9.9%減)にすると発表した。

 24.1期の連結営業利益は49.0億円(同3.8%減)だった。道路関連事業において、採算性の高い工種が一部減少した。

 併せて、中期経営戦略における配当方針の変更も発表した。新たに発表された配当方針では、1株当たりの年間配当金は80円を目安とするという。従来は1株当たりの基本年間配当金を260円としていた。2024年2月1日付で、普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っているため分割前で勘案すると400円となる。

 なお、株価は前期の減益着地や今期の減益計画が嫌気されて大きく下落している。

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最終更新:3/15(金) 15:00

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