日経平均185円安と3日続落、TOPIXとともに安値引け=14日後場
14日後場は日経平均株価が、前日比185円96銭安の3万8535円70銭と3日続落。TOPIX(東証株価指数)が同7.20ポイント安の2701.22ポイントと下落した。朝方は買いが先行したが、戻り待ちの売りに押される格好で、上値が重い展開となった。円安進行を背景に、日銀が追加利上げに踏み切るとの見方が市場にあり、金利上昇を警戒する動きが強まったもよう。また、時間外取引で米株価指数先物が下落していることも重なり、取引終了にかけて軟調に推移し、両指数ともにきょうの安値で取引を終了した。東証プライム市場の出来高は21億4202万株、売買代金は4兆6150億円。騰落銘柄数は値上がりが528銘柄、値下がりは1075銘柄、変わらずは42銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち24業種が下落、9業種が上昇した。中部電 <9502> 、関西電 <9503> などの電気・ガス株や、出光興産 <5019> 、ENEOS <5020> などの石油石炭製品株が下落。SUMCO <3436> 、三和HD <5929> などの金属製品株や、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株も安い。第一生命HD <8750> 、東京海上 <8766> などの保険株や、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株も軟調。JR東日本 <9020> 、JR西日本 <9021> などの陸運株や、住友大阪 <5232> 、太平洋セメ <5233> などのガラス土石株も弱かった。一方、古河電工 <5801> 、住友電工 <5802> などの非鉄金属株や、トラシティ <9310> 、上組 <9364> などの倉庫運輸株が上昇した。
個別では、フロンティM <7038> 、サンウェルズ <9229> 、UTグループ <2146> 、ロート <4527> 、ソースネクス <4344> が下落。半面、ビジョン <9416> 、青山商 <8219> 、ライドリC <2585> 、サンアスタ <4053> 、三井ES <7003> などが上昇した。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
関連ニュース
- グロース250が続落、プレイドは上昇=新興市場・14日
- <決算速報>ゆうちょ銀行、25年3月期第2四半期決算は純利益22.3%増の大幅増益
- <決算速報>日本郵政、25年3月期第2四半期決算は純利益16.0%増の2ケタ増益
- <決算速報>くすりの窓口、25年3月期第2四半期決算は純利益5.0%増
- <決算速報>オイラ大地、25年3月期第2四半期決算は純利益72.5%増の大幅増益
最終更新:11/14(木) 15:55