FXの収益が17億円に達した専業トレーダー・ジュンさんの連載「17億円トレーダー・ジュンのFX成り上がり戦略」が、『ダイヤモンドZAi(ザイ)』で好評連載中です。この記事では、2026年2月20日発売の『ダイヤモンドZAi(ザイ)2026年4月号』に掲載された第14回の内容を紹介します。
過去最高益を上げたのは、為替介入が行われた2022年だというジュンさん。この年の年間利益は6億5000万円だったそうです。今回は、これまでの経験を踏まえて介入トレードのポイントを解説してくれます。テーマは「レートの“ワープ”が介入サイン。順張りショートで勢いに乗れ」です。
(※2026年2月20日発売の『ダイヤモンドZAi(ザイ) 2026年4月号』から転載)
ジュンFX
専業トレーダー。人生の一発逆転を狙い、2008年に元手10万円からFXをスタート。情報商材や偽トレーダーに騙されながらも、8年で1億円を達成。初の書籍『チリが積もって15億』(扶桑社)を上梓。
⚫️為替介入を攻略! 値動きで見極める
僕が過去最高益を出したのは2022年。為替介入の起きた年です。
為替介入自体は11年にも経験していましたが、当時はまだ初心者。一人前のトレーダーとして初めて挑んだ介入が22年でした。介入で大きく取れたこともあり、年間利益は6億5000万円でした。
22年、24年の経験から介入トレードについて僕なりのポイントを書いていきます。財務相や財務官が代わり、やり方を変えてくるかもしれません。あくまでも前回の話と思って読んでください。
為替介入の基本は順張り。今は円買い介入なのでショート(売り)です。いちばんいいのは初動の段階で介入に気づいてショートすること。ただ、24年などは介入を思わせる「謎下げ」も頻発しました。とくに材料もないのに1円、2円と下げて即座にリバウンドする動きです。
介入の特徴はレートが「ワープ」すること。155円50銭の次のレートが155円30銭といったようにレートが大きく飛ぶ。途中にある買注文を一気に吸収する超巨大な売注文が入るためでしょう。政府要人が介入を示唆して介入警戒度がMAXのとき、ワープしてドン! ドン! と下げたら、介入の可能性が高い。
過去の介入では4~5円ほど落ちているので、初動でショートできれば、1円2円の値幅が取れます。初動で売れなくてもショートで細かく回転させていきます。前回の介入は10分、20分と続きました。そのとき、気をつけたいのが損切りです。
介入だからと普段よりも損切り幅を広げるのは得策とは思えません。スキャルピングは点をピンポイントで捉えるトレード。間違えたと思ったら普段と同じく即切りし、利幅が普段より広がれば自然と利益が増えます。損切りは「スプレッドが普段より3pips広いなら、損切りも普段より3pips広く取る」といった感覚のほうがよいでしょう。
⚫️底当てゲームはしない ギャンブル取引もしない
怖いのは逆張りです。リバウンドも大きいので買いたくなりますが、介入は断続的に入ります。「底だ」と思ったそこが始まりかもしれません。安易な底当てゲームに参加するより、売りを主体に考えましょう。
「ここを抜けるかどうか……きっと抜ける」といったギャンブルトレードもやめたほうがいい。介入の勢いに乗じてください。
介入時の値動きは「雇用統計があまりに悪かった」ときに近い。もちろん介入のほうがレートは大きく飛びますが、動き方のイメージには近いものがあります。最近でいえば25年8月の雇用統計です。初動で猛烈に下げ、底だと思ったらまだ下げて、数十分ほど下落が続きました。逆張りの買いよりも順張りの売りのほうが期待値は高い。
介入は大きく勝てるチャンスであり、大きく負けるリスクもある。冷静にトレードしていきましょう。
(イラスト 今井ヨージ)
FXトレーダー(FX投資家)の取引手法を公開!
最終更新:3/1(日) 12:31