日経平均は530円高、買い先行後も堅調な値動き=18日前場
18日午前10時4分すぎの日経平均株価は、前日比530円程度高い3万7920円前後で推移。午前9時14分には、同573円40銭高の3万7969円92銭を付けている。現地17日の米国株式市場では、NYダウ・ナスダック総合指数ともに続伸。トランプ米大統領による関税上乗せ政策による米景気への悪影響が警戒される中、米2月小売売上高が底堅い内容だったことで、過度な懸念が後退した。日本株も米国株高を追い風に買い先行で取引を開始。その後も堅調な値動きが続いている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比490円高の3万7690円だった。
業種別では、全33業種のうち32業種が上昇、1業種が下落している。伊藤忠 <8001> 、三菱商 <8058> などの卸売株や、MS&AD <8725> 、東京海上 <8766> などの保険株が上昇。トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> などの輸送用機器株や、三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株も高い。三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株も堅調。住友電工 <5802> 、フジクラ <5803> などの非鉄金属株や、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株もしっかり。一方、アシックス <7936> 、任天堂 <7974> などのその他製品株が安い。
個別では、天馬 <7958> (監理)、丹青社 <9743> 、ミガロHD <5535> 、シンクロF <3963> 、全国保証 <7164> が上昇。半面、ギフトHD <9279> 、TBASE <3415> 、プロレドP <7034> 、東電力HD <9501> 、エニグモ <3665> などが下落している。
東京外国為替市場では午前10時4分時点で、ドル・円が1ドル=149円台の前半(17日は148円85-88銭)、ユーロ・円が1ユーロ=163円台の前半(同161円89-93銭)で取引されている。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:3/18(火) 10:07