NY為替:米2月雇用統計受け日米金利差縮小観測強まる

3/9 7:13 配信

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8日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円45銭へ上昇後、146円49銭まで下落し、147円05銭で引けた。米2月雇用統計が労働市場のひっ迫緩和を示しFRBの利下げ観測が一段と強まった。また、日銀の3月マイナス金利解除観測も強まり、日米金利差縮小観測に、円買い、ドル売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは1.0921ドルまで下落後、1.0981ドルまで上昇し、1.0938ドルで引けた。ビルロワドガロー仏中銀総裁が4月の利下げの可能性にも言及するなど、欧州中央銀行(ECB)の早期利下げ観測にユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、161円23銭へ強含んだのち後、160円73銭へ反落。日欧金利差縮小観測にユーロの上値が限定的となった。ポンド・ドルは1.2829ドルから1.2894ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8864フランへ上昇後、から0.8839フランまで下落した。


《MK》

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最終更新:3/9(土) 7:13

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