前場コメント No.9　インタアクション、グロームＨＤ、サイバーエージェント、ＭＤＶ、大東建、ＦＩＸＥＲ

★10:50　 インターアクション－大幅反発　イメージセンサ検査関連製品を大口受注　約4.6億円
　インターアクション<7725>が大幅反発。同社は26日、イメージセンサ検査関連製品の大口受注を発表した。受注金額は4億5600万円。売り上げ計上時期は2024年9月～11月を予定しているため、24.5期の業績予想に与える影響はないとしている。

★10:51　 グロームＨＤ－大幅高　ホスピス住宅開設に向けリベルケアとコンサルティング契約
　グローム・ホールディングス<8938>が大幅高。同社は26日、連結子会社のグローム・マネジメント（以下ＧＭＭＡ）が、新規事業としてホスピス住宅事業の開始に関し、リベルケア（愛知県名古屋市）との間でコンサルティング契約を締結したと発表した。
　
　ＧＭＭＡはリベルケアが持つ、訪問看護事業のノウハウ、ホスピス住宅の運営ノウハウの提供など各種サポートを受け、順次、ホスピス住宅を開設予定だとしている。

★10:55　 サイバーエージェント－東海東京が目標株価引き上げ　広告事業の着実な利益成長力を確認
　サイバーエージェント<4751>が小動き。東海東京インテリジェンス・ラボでは、インターネット広告事業の着実な利益成長力を確認として、投資判断「Neutral」を継続、目標株価を870円→1150円に引き上げた。

　「GRANBLUE FANTASY: Relink」のヒット考慮し、24.9期ゲーム事業の営業利益について東海東京予想を引き上げ。25.9期、26.9期予想はもともと、もともとメディア事業の黒字化、インターネット広告事業の安定的な増益基調を予想していたため大きな変更はない、と指摘している。

★11:06　 ＭＤＶ－上げ幅拡大　PHR「カルテコ」の機能強化　ソニー系が技術協力
　メディカル・データ・ビジョン<3902>が上げ幅拡大。同社は27日11時、ソニーグループ<6758>傘下のソニーネットワークコミュニケーションズが提供するAI予測分析ツール「Prediction One（プレディクション ワン）」の技術協力を受け、同社のPHR（パーソナルヘルスレコード）「カルテコ」の機能を強化すると発表した。

　「Prediction One」の技術を応用することで、医療の発展・健康管理促進を支援する。「Prediction One」はこれまで、BtoB企業のサービスを開発・提供してきたが、今回初めてBtoCモデルのエンドユーザー向けサービスの提供をサポートすることになるとしている。

★11:14　 大東建託－続伸　朝来バイオマス発電所の営業運転を4月から開始
　大東建託<1878>が続伸。同社は27日、グループ会社の大東バイオエナジーが2024年4月より朝来バイオマス発電所の営業運転を開始すると発表した。
　
　同発電所からの電力供給により、同社グループにおける再生可能エネルギーの国内導入率は50％に達成する見込みで、温室効果ガス削減をより一層推進するとしている。

★11:16　 ＦＩＸＥＲ－大幅高　順天堂大と生成AIを活用した医療DXの共同研究
　ＦＩＸＥＲ<5129>が大幅高。同社は27日、順天堂大学と2月1日から、生成AIを活用した「医療DX」の共同研究を始めたと発表した。
　
　同社が提供する生成AIサービス「GaiXer」を活用し、電子カルテの情報をもとに診療報酬算定の労力を減らす仕組みをつくる。GaiXerを利用することで、従来は病院全体で数日かかっていた診療報酬の算定を数分程度に減らせる見込みだという。
　
　同件については、26日11時時点で日経新聞電子版が先んじて報道していたが、引き続き材料視され買いが殺到している。