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イオンリート投資法人 <3292> が、第22期(2024年1月期)決算を発表した。
第22期における物件取得はなし。修繕費の増加や台風被害による損失計上により、前期比0.8%減益。内部留保より125百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,350円と前期と同額となった。
期末のポートフォリオは49物件、資産規模(取得額合計)は4,683億円、有利子負債比率は41.5%。
併せて、借地借家法の改正や事業環境の変化により、今後は事業用定期借地権の物件取得機会が増加すること、増築や建替えが増え工事費が増加すること等を背景に、利益超過分配を行うことを発表した。
第23期(2024年7月期)は、修繕費の増加により、前期比4.1%減益を見込む。内部留保残248百万円を取崩し、更に130百万円の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,335円と前期比0.4%減となる見通し。
第24期(2025年1月期)は、減価償却費、資産運用報酬、借入コストが増加するが、修繕費の大幅減少により、前期予想比2.8%増益を見込む。191百万円の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,335円と前期予想と同額となる見通し。
引き続き中期目標である1口当たり巡航分配金3,600円(利益超過分配金含む)を最優先としながら、資産規模6,000億円を目指す。
なお、1月に発生した能登半島地震に伴う、石川県に保有する2物件への影響は精査中のため、業績予想へは未反映。
JAPAN-REIT.COM
最終更新:3/22(金) 17:19
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