NY円急伸、142円台半ば=米EUの貿易摩擦激化を懸念
【ニューヨーク時事】週末23日午前のニューヨーク外国為替市場では、トランプ米大統領のSNSへの投稿を受け、米国と欧州連合(EU)の貿易摩擦激化への懸念が強まって円買い・ドル売りが加速し、円相場は急伸した。午前9時現在は1ドル=142円50~60銭と、前日午後5時比1円41銭の大幅な円高・ドル安。
トランプ氏は23日、SNSでEUからの輸入品に対して50%の関税を6月1日から課すべきだと表明。米財政不安が高まる中、米国とEUの貿易摩擦が激化するとの警戒感が広がり、相対的に安全とされる円に買いが集まった。
時事通信
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最終更新:5/24(土) 0:26