日経平均は378円安と5日ぶり反落、下げ渋るも積極的な売買は限られる=13日後場
13日後場は日経平均株価が、前日比378円70銭安の3万9470円44銭と5日ぶりに反落。TOPIX(東証株価指数)も同26.47ポイント安の2746.56ポイントと下落した。現地12日の米国市場で、NYダウが6日続落し、ナスダック総合指数も反落。その動きを受けて、日本株も朝方から売りが先行した。きのう12日まで4日続伸していた反動で、日経平均は午前11時11分に同601円73銭安の3万9247円41銭を付けた。後場に入り、下げ渋る動きをみせたものの、アジア株安や週末要因もあり積極的な売買は限られた。日経平均先物・オプション12月限SQ(特別清算指数)値は3万9434円85銭。
東証プライム市場の出来高は19億9363万株、売買代金は4兆4220億円。騰落銘柄数は値上がりが530銘柄、値下がりは1053銘柄、変わらずは61銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち30業種が下落、3業種が上昇した。ダイキン <6367> 、菱重工 <7011> などの機械株や、オリックス <8591> 、JPX <8697> などのその他金融株が下落。中外薬 <4519> 、第一三共 <4568> などの医薬品株や、テルモ <4543> 、HOYA <7741> などの精密機器株も安い。日立 <6501> 、東エレク <8035> などの電気機器株や、信越化 <4063> 、富士フイルム <4901> などの化学株も軟調。OLC <4661> 、リクルートH <6098> などのサービス株や、三菱倉 <9301> 、上組 <9364> などの倉庫運輸株も弱かった。一方、王子HD <3861> の急騰でパルプ紙株が大きく上昇し、郵船 <9101> 、川崎汽 <9107> などの海運株も堅調だった。
個別では、鎌倉新書 <6184> 、グッドコムA <3475> 、JMHD <3539> 、オムロン <6645> 、セルソース <4880> が下落。半面、ラクスル <4384> 、エニカラー <5032> 、LinkUG <4446> 、アドクリ <8798> 、バンナム <7832> などが高い。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:12/13(金) 15:57