スペースX、打ち上げロケット回収に成功-火星有人飛行に一歩前進か
(ブルームバーグ): 米宇宙開発企業スペースXは13日、宇宙船「スターシップ」を大型ロケットで打ち上げ、分離後に発射台に戻ってきたロケットを巨大アームで「キャッチ」することに成功した。
商業利用を目指すスペースXにとって打ち上げロケット回収の成功は大きな意味を持つ。月や火星への有人飛行を目指すイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の目標でスターシップは中心的な存在。
発射は米東部時間13日午前8時25分(日本時間午後9時25分)に行われた。スターシップと切り離された後、ロケット「スーパーヘビー」は発射地点に戻ってきた。逆噴射で速度を落として地上に近づき、発射台に取り付けられた2つのアームにキャッチされた。
スターシップは地球を周回した後、大気圏に突入し、インド洋に着水した。
原題:SpaceX Captures Booster Rocket in Step Toward Musk’s Mars Dream(抜粋)
(c)2024 Bloomberg L.P.
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最終更新:10/14(月) 17:23