【精神科医が指南】すぐカッとなり感情コントロールができない人の解決法・ベスト1

4/22 6:02 配信

ダイヤモンド・オンライン

 誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになる!
※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

● すぐ怒りをぶつける

 怒りを感じると、つい相手に向かって怒りをぶつけたくなるものです。

 しかし、怒りをすぐにぶつけることは、通常よい結果を招きません。

 怒りの感情を抱いたときは視野が狭くなり、冷静な判断が難しくなるため、結局は後悔することが多いのです。

● 怒りから得られるもの

 怒ること自体に大きなエネルギーが費やされるので、精神的に疲れたり、落ち込んだりすることがあります。

 総じて怒りの感情からは、得るものが少ないといえるでしょう。

 ですから、怒りを感じたときは、相手に向かって怒りをぶつける前に、そうすることが価値のあるものかどうかを考えることが重要です。

● コスパの悪い行為?

 自分の身内や大事な相手に対しては、怒ることが適切な場合もありますが、些細なことや理不尽なことに対しては、怒ることが得策でないケースが多いのです。

 怒りをお金に例えるとわかりやすいです。怒りというお金を払って得られるものは、いったい何なのか? 

 怒りというお金を払ったものに対して得られるものが少ない場合、それはコスパの悪い“無駄な行為”と認識できます。

● リターンの悪さを認識

 つまり、怒ることに対するリターンを想定して、怒ってもあんまりリターンが少ないことが感覚的にわかれば、それだけでも意外と冷静になれるものです。

 いずれにせよ、基本的には怒らないことを選択するほうが得策です。

 ※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

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最終更新:4/22(月) 6:02

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