日経平均は302円高と続伸、米政府が自動車支援策を検討、関連株に見直し買い=15日前場

4/15 12:03 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
浜ゴム3,480+66
ブリヂスト6,155+101
住友電工2,655-0.50
トヨタ2,642.5-14.50
ホンダ1,406+2.50

 15日前場の日経平均株価は、前日比302円66銭高の3万4285円02銭と続伸。TOPIX(東証株価指数)も同27.59ポイント高の2516.10ポイントと上昇した。日経平均は午前9時31分に、同476円64銭高の3万4459円00銭を付けた。現地14日の米国株式市場では、相互関税への過度な警戒感が後退し、NYダウとナスダック総合指数は続伸。トランプ米大統領が自動車関税の見直しを検討していると伝わった。また、自動車の生産拠点をカナダやメキシコなどからアメリカに移す自動車メーカーに対し支援策を準備していることも明らかにした。トヨタ <7203> などに見直し買いが入り指数の上昇を支えた。ただ、戻り待ちの売りに上値は重いようだ。

 東証プライム市場の出来高は7億3777万株、売買代金は1兆6703億円。騰落銘柄数は値上がりが975銘柄、値下がりは585銘柄、変わらずは76銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち25業種が上昇、8業種が下落した。トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> などの輸送用機器株や、浜ゴム <5101> 、ブリヂス <5108> などのゴム製品株が上昇。住友電工 <5802> 、フジクラ <5803> などの非鉄金属株や、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株も高い。ニコン <7731> 、HOYA <7741> などの精密機器株や、武田薬 <4502> 、第一三共 <4568> などの医薬品株も堅調。日立 <6501> 、ソニーG <6758> などの電気機器株や、日本郵政 <6178> 、リクルートH <6098> などのサービス株もしっかり。一方、中部電 <9502> 、東ガス <9531> などの電気・ガス株や、JAL <9201> 、ANA <9202> の空運株が安い。

 個別では、日本調剤 <3341> 、テラスカイ <3915> 、ラクトJ <3139> 、ドトル日レス <3087> 、GMOインタ <4784> が上昇。半面、サンケン <6707> 、ヨシムラFH <2884> 、FPパートナ <7388> 、DDグループ <3073> 、IIJ <3774> などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:4/15(火) 12:03

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