UBS、香港のオフィススペースを計画から倍増-タワー全体に入居へ

3/27 16:43 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): スイスの銀行UBSグループは、香港の14階建てのオフィスタワー全体を賃借することにした。当初予定していたスペースのほぼ2倍を利用することになる。

UBSは西九龍地区に新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ)が開発中のビルに46万平方フィート(約4万2735平方メートル)のスペースを確保する予定で、2022年に発表した25万平方フィートより84%広い。

新オフィスへの移転は香港ビジネスに対するUBSのコミットメントを示すものだと、セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は27日の式典で述べた。

26年に完成予定の新オフィスに移ることは香港島の金融中心地区から移転することを意味するが、香港の複数の場所に分散していた行員を1カ所に集約することができる。

新オフィスビルは香港と中国本土を結ぶ高速鉄道の駅近くの開発プロジェクトの一部。UBSの香港事業を統括するエイミー・ロー氏は、この立地を生かして粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)でのビジネスチャンスを狙うと語った。

UBSは現在、セントラル(中環)の象徴的な国際金融中心(IFC)に現地本部を置いている。

原題:UBS to Nearly Double Planned HK Office and Occupy Entire Tower(抜粋)

(c)2024 Bloomberg L.P.

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最終更新:3/27(水) 16:43

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