旭ダイヤモンド工業 <6140> が全般軟調地合いに抗して急動意、一時55円高の1004円と昨年来高値を更新、2018年5月以来5年10カ月ぶりに4ケタ大台に乗せる場面があった。国内シェア約4割を誇るダイヤモンド工具の専業メーカー大手で、半導体シリコンウエハー向けなどで高水準の需要を獲得している。SiC(シリコンカーバイド)製など次世代パワー半導体のウエハーに対応し成長期待が強い。24年3月期は営業利益段階で36%減益を見込むが、25年3月期はSiC製パワー半導体関連の引き合いが旺盛で急回復が見込まれている。一方、株主還元に前向きで配当利回りも高く、インカムゲイン狙いの買いも誘導している。
出所:MINKABU PRESS
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最終更新:3/19(火) 10:01
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