セキュア---1Qは2ケタ増収増益、通期連結業績予想の上方修正を発表

5/15 13:41 配信

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セキュア<4264>は14日、2024年12月期第1四半期(24年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比22.5%増の17.91億円、営業利益が同65.8%増の2.52億円、経常利益が同65.5%増の2.48億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同57.1%増の1.98億円となった。

同社グループでは、「安心・安全に働く環境」を創出するため、最先端のAI(画像認識)技術とセキュリティ専門企業としての長年の実績・ノウハウを駆使し、最適なソリューションの提供に努めてきた。

売上高において、「SECUREAC(入退室管理システム)」では、通常案件は当初の計画通りに順調に進捗したが、大型案件の需要は想定以上に強く受注も好調だった結果、前年同期比で導入件数は堅調に推移し売上高も増収で着地した。また、高利益率の案件を獲得できたことから、売上総利益率の改善に寄与した。「SECUREVS(監視カメラシステム)」では、監視カメラに対する需要の拡大を背景に、概ね計画通りに進捗し、大型案件は前年同期比で同水準の推移となったが、中・小型案件が順調に進捗し導入件数も増加した。2024年1月には、ジェイ・ティー・エヌの全株式を取得し、子会社とした。施工に関する慢性的な人手不足リスクの軽減、納品プロセスにおけるキャパシティ・業務品質の改善などのシナジーを見込んでいる。同じく2024年1月には、理舎と業務提携を実施した。これまで未開拓であった病院へのセキュリティシステム導入を実現し、セキュアが目指す、あらゆる不安から人々を守り、安心して暮らせる社会作りを目指すとしている。2024年2月には、電翔と業務提携を実施した。商業施設や文教施設の入退室管理DX化によるセキュリティと利便性の向上、医療系施設においてAIカメラ活用による省人化運営とセキュリティ強化などの実現を目指している。

2024年12月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比20.4%増の62.50億円、営業利益が同59.6%増(前回予想比20.0%増)の3.00億円、経常利益が同59.6%増(同21.7%増)の2.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同36.3%増(同21.1%増)の2.30億円としている。

《SI》

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最終更新:5/15(水) 13:41

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