ETF売買動向＝16日前引け、野村電力ガス、野村原油が新高値

　16日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比14.7％増の2564億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同9.6％増の2047億円だった。

　個別ではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　貴金属バスケット <1676> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　農産物上場投資信託 <1687> 、ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> 、ＳＰＤＲゴールド・シェア <1326> など21銘柄が新高値。上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジあり） <1487> 、東証グロース２５０ＥＴＦ <2516> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　金先物　ベア　ＥＴＮ <2037> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　国内債券・ＮＯＭＵＲＡ <2510> 、上場インデックスファンドアジアリート <1495> など25銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> が4.80％高、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　Ｓ＆Ｐ５００　インバース <2249> が3.93％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は4.97％安、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　レバレッジ <2869> は4.79％安、グローバルＸ　ロジスティクス・ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2864> は4.52％安、上場インデックスファンドＳ＆Ｐ　レバ２倍 <2239> は3.99％安、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　Ｓ＆Ｐ５００　レバレッジ <2237> は3.88％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が827円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1313億600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金853億5700万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が172億4300万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が116億4900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が100億400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が77億1700万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が67億7800万円の売買代金となった。

株探ニュース（minkabu PRESS）