米EVリビアンが約1%人員削減発表、需要低迷受け今年2度目

4/19 10:02 配信

ロイター

Abhirup Roy Akash Sriram

[サンフランシスコ 17日 ロイター] - 米新興電気自動車(EV)メーカーのリビアン・オートモーティブは17日、1%程度の人員削減を発表した。EV需要が広く低迷する中、今年2回目の削減となる。

同社はロイターへの電子メールで、削減対象はビジネスサポート担当の従業員とし「困難な決断だったが、年内に素利益率を黒字に転換する目標達成には必要だった」と説明した。

同社は2024年の生産台数見通しが市場予想を下回って投資家の失望を招き、2月にも10%の人員削減を発表している。

年次報告によると、昨年12月31時点の北米と欧州の同社従業員数は1万6790人だった。

一般にガソリン車より高価なEVは、インフレ対策としての金利上昇で消費者需要が落ち込み、同社にとってコスト削減が不可欠となっている。

これまでに、一部の部品を社内で生産したり、供給契約を再交渉したりしてコスト削減に努めるとともに、効率化とコスト削減に向け、アップグレードのために生産ラインを閉鎖している。

ロイター

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最終更新:4/19(金) 10:02

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