東証グロ-ス指数は続伸、追加利上げ前倒し観測あるが下値の堅い展開/グロース市況

2/5 17:05 配信

フィスコ

現在値
サンクゼル1,633+21
ヘンゲ1,494+36
リプロセル198-1
note2,413+401
エフコード1,357+43

東証グロ-ス指数は続伸、追加利上げ前倒し観測あるが下値の堅い展開

東証グロース市場指数:841.18 (+8.02)
出来高:1億7321万株
売買代金:1204億円
東証グロース市場250指数:654.88 (+7.08)
出来高:1億562万株
売買代金:928億円

 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって続伸。値上がり銘柄数は322、値下がり銘柄数は236、変わらずは43。 前日4日の米株式市場でダウ平均は3日ぶり反発。トランプ政権の対中関税に対する中国の報復が的を絞った措置にとどまったほか、米中首脳が関税を協議するとの報道などが株価の支えとなった。また、長期金利の低下も相場を支援し、終盤にかけて上げ幅を拡大した。 今日のグロ-ス市場は下値の堅い展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は1.13%高となった。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことや、海外市場で米長期金利が低下したことが新興市場の株価を支えた。一方、日銀の追加利上げが早まるのではないかとの観測が広がり株価の重しとなったが、買い意欲は強く、終日、下値の堅い展開だった。 個別では、第1四半期営業利益が37.3%増となったHENNGE<4475>、25年3月期業績予想を上方修正したサンクゼール<2937>、IR情報メディアの参加企業が100社を突破したと発表したnote<5243>、ITエンジニアリングサービスなどを行うシエルゼロ社を連結子会社化すると発表したエフ・コード<9211>、卵子体外成熟技術「Fertilo」に関し米社がFDAからINDクリアランスを取得したとの発表が引き続き手掛かり材料となったリプロセル<4978>が上げた。時価総額上位銘柄では、トライアル<141A>やGENDA<9166>が上昇。値上がり率上位には、Unipos<6550>、ビートレンド<4020>などが顔を出した。 一方、海外募集による407万2400株の新株式発行を発表したGA TECH<3491>、17万3600株の立会外分売を発表したコラボス<3908>、販売を行うチャミ社の株式を取得し資本業務提携すると発表し前日大幅高となったアーキテクツSJ<6085>、引き続き手仕舞い売りが優勢となったレナサイエンス<4889>が下げた。時価総額上位銘柄では、ライフネット<7157>やSyns<290A>が下落。値下がり率上位には、ブルーイノベ<5597>、シャノン<3976>などが顔を出した。

フィスコ

最終更新:2/5(水) 17:05

最近見た銘柄

ヘッドラインニュース

マーケット指標

株式ランキング