14日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米中首脳会談の行方を見極めたいとのムードが強く、1ドル=157円台後半で小動きだった。正午現在は、157円92~92銭と前日(午後5時、157円84~84銭)比08銭の小幅ドル高・円安。
前日の米国時間の序盤は、157円70~90銭程度でもみ合い。中盤は、米長期金利上昇や原油高を受けてやや買われ、157円90銭台に上伸した。終盤は、介入警戒感から伸び悩み、157円80~90銭で推移した。
東京早朝は売りが先行し、157円60銭台に下落。その後買い戻され、157円80銭前後で一進一退となった。その後は原油価格の高止まりなどを背景に買いが優勢となり、午前11時すぎには157円95銭近辺へ水準を切り上げた。
ドル円は、157円台後半での推移にとどまっている。新規の材料が乏しい上、米中首脳会談の内容を確認したい向きが多く、積極的な売買は見送られているようだ。市場では「イラン紛争の終結に向けて進展があるか見極めたいが、議題が通商や台湾問題など多岐にわたるため、消化不良に終わる可能性もある」(資産運用会社)、「市場は原油相場や日銀の金融政策に注目しており、為替への影響は限定的」(国内証券)との声が聞かれた。
ユーロは午前9時に比べ、対円、対ドルともにほぼ横ばい。正午現在は、1ユーロ=184円96~97銭(前日午後5時、184円77~79銭)、対ドルでは1.1712~1712ドル(同1.1706~1706ドル)。(了)
時事通信
最終更新:5/14(木) 12:35