スカイワークスが決算を受け大幅安 予想下回るガイダンスを示す=米国株個別

5/2 1:00 配信

株探ニュース

(NY時間11:58)(日本時間00:58)
スカイワークス 90.32(-16.28 -15.27%)

 ワイヤレス半導体のスカイワークス・ソリューションズが大幅安。前日引け後に1-3月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。第3四半期のガイダンスを嫌気している模様。予想を下回る1株利益の見通しを示したほか、売上高の見通しも予想を下回った。

 同社はモバイル事業が弱い需要に圧迫されていることに加え、最大顧客であるアップルのシェアが低下する見込みであることを指摘したことから、アップルへのエクスポージャーに対する懸念が高まっている。

 アナリストは「同社のストーリーはデッドマネーのようで、今後18カ月の間にポジティブな成長または利益のカタリストを特定することはできない」と述べている。ただ、「この局面を乗り切れば、建設的なストーリーも見えてくる。同社は以前から、携帯電話以外への多角化を模索してきた」とも指摘した。

(1-3月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.55ドル(予想:1.53ドル)
・売上高:10.5億ドル(予想:10.5億ドル)
・粗利益率(調整後):45.0%(予想:45.6%)
・営業利益(調整後):2.79億ドル(予想:2.81億ドル)

(4-6月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):約1.21ドル(予想:1.47ドル)
・売上高:9億ドル±2%(予想:10.2億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース(minkabu PRESS)

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最終更新:5/2(木) 1:00

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