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アジア株 香港株は大幅上昇 豪州株は上げ縮小、強い雇用統計受け利下げ開始時期後ずれ懸念

3/21 11:25 配信

みんかぶ(FX)

アジア株 香港株は大幅上昇 豪州株は上げ縮小、強い雇用統計受け利下げ開始時期後ずれ懸念

東京時間11:05現在
香港ハンセン指数   16930.32(+387.25 +2.34%)
中国上海総合指数  3087.56(+7.88 +0.26%)
台湾加権指数     20069.07(+284.62 +1.44%)
韓国総合株価指数  2737.88(+47.74 +1.77%)
豪ASX200指数    7739.50(+43.74 +0.57%)

アジア株は全面高、きのうの米株大幅上昇を受け買い優勢で始まった。

きのう米FOMC金利予想は、直近の経済統計を受け年内の利下げ回数が3回から2回に減るかもしれないとの見方が広がっていたが、結局3回で維持された。パウエルFRB議長は今年のある時点で利下げを開始することを示唆。

米利下げ期待から香港株は大幅続伸、1週間ぶり高値をつけている。香港は米ドルとのペッグ制を採用していることから金融政策をFRBに連動。そのため米国が利下げをすれば香港も基準金利を引き下げる。美団やJDドットコム、テンセントホールディングス、ネットイース、アリババ、レノボ、シャオミなどハイテク関連の上げが目立つ。紫金鉱業集団など金鉱株も高い。不動産や銀行、消費者サービス関連、医療品、エネルギー関連も総じて上昇している。

豪州株は上げ幅を縮小、雇用統計を受け利下げ開始時期が後ずれするとの見方が広まっている。
きょう発表された豪州2月の雇用統計は力強い内容だった。失業率は前回の4.1%から3.7%に改善、昨年10月以来の低水準となった。雇用者数は11.65万人増と市場予想を大きく上回った。

きのうの豪中銀理事会では、さらなる利上げの可能性については言及しなかったため、豪中銀のタカ派姿勢が後退したとの見方が広がったが、その後の会見でブロック総裁は「さらなる利上げの可能性を排除できると言えるほど自信はない」と述べていた。

米FOMCを受けNY金が史上最高値を更新していることが材料視されており、金鉱株が全面高。金探鉱会社のウエスト・アフリカン・リソーシズは7.1%高、レッド5は6.7%高、ラメリウス・リソーシズは6.3%高、エボリューション・マイニングは5.1%高。

みんかぶ(FX)

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最終更新:3/21(木) 11:25

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