(ブルームバーグ): 資産家スティーブ・コーエン氏は、週4日勤務に移行する企業が増えると予想しており、こうした見方がゴルフに投資している理由の一つになっていると語った。
コーエン氏はCNBCで初のインタビューに応じ、「週4日勤務の時代がやって来る思う」と発言。「これは人々の余暇が増えるとのテーマに合致する」と続けた。コーエン氏はヘッジファンド運営会社ポイント72アセット・マネジメントの創業者で、大リーグのニューヨーク・メッツのオーナー。
熱心なゴルファーでもあるコーエン氏は、人工知能(AI)の台頭を含め、複数の要因が労働日数の減少に向かわせていると指摘。ハイブリッド勤務を認める企業が増えるということは「金曜日は生産性が下がる」ことを意味するとの考えを示した。
コーエン氏は、PGAツアーが管理する事業体に最大30億ドル(約4550億円)を投資することに先頃合意したコンソーシアムの一員だ。これに加え、タイガー・ウッズ、ローリー・マキロイ両選手が創設したシミュレーターベースの新ゴルフリーグでチームオーナーも務める。
一方で、自社のトレーダーとポートフォリオマネジャーについては週5日働かせると語った。「ポートフォリオを担当しているのに、金曜日に働かないのは問題だ」という。
原題:Billionaire Steve Cohen Sees Four-Day Work Week Coming (2)(抜粋)
--取材協力:Tom Maloney、Erin Fuchs.
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最終更新:4/4(木) 1:04
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