香港大引け:3日続伸、27000ポイント乗せ約4年2カ月ぶり高値

10/2 17:52 配信

トレーダーズ・ウェブ

 休場明け2日の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続伸。終値は前営業日比1.61%高の27287.12ポイントだった。中国企業指数は1.77%高の9724.38ポイント。メインボードの売買代金は概算で2224億6000万HKドル。

 ハンセン指数は序盤に心理的節目の27000ポイントを突破すると、その後もプラス圏で堅調に推移し、終値は2021年7月23日以来、約4年2カ月ぶり高値だった。中国本土市場は国慶節・中秋節で8日まで休場となっているが、9月のADP民間部門雇用者数が増加予想に反して減少したことで、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が強まっているほか、中国当局による景気対策への期待なども買いを支えた。

 ハンセン指数構成銘柄では、SMIC(00981)が13%近く上昇したほか、百度(09888)やアリババ集団(09988)、小米集団(01810)などテック株が買われて指数を押し上げた。信義光能(00968)や申洲国際集団(02313)の上昇も目立った。半面、龍湖集団(00960)や華潤置地(01109)など不動産株が下落したほか、レノボグループ(00992)や周大福珠宝(01929)も売られた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は3.36%高の6682.86ポイント。SMICのほか、快手科技(01024)や華虹半導体(01347)が上昇率上位だった。半面、テンセント・ミュージック(01698)やトリップ・ドットコム(09961)が売られた。

竹内

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最終更新:10/2(木) 17:52

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