本土大引け:続伸で約5カ月ぶり高値、自動車株など高い

3/18 16:24 配信

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 週明け18日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前営業日比0.99%高の3084.93ポイントだった。深セン成分指数は1.46%高の9752.83ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆1379億500万元だった。

 上海総合指数は終日プラス圏で推移し、後場に入って徐々に上げ幅を拡大すると、終値は昨年10月13日以来、約5カ月ぶり高値だった。19-20日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれるとあって、様子見ムードは強かったが、中国政府が打ち出す景気対策への期待が指数を押し上げた。国家統計局が午前に発表した1-2月の鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資はいずれも市場予想から上振れた。セクター別では、自動車や自動車サービス、教育、電機がほぼ全面高となるなど、幅広いセクターで買いが優勢だった。半面、貴金属や石炭が売られた。

 A株市場では、中公教育科技(002607)や万達電影(002739)、富士康工業互聯網(601138)が大幅高となったほか、BYD(002594)や広州汽車集団(601238)などの自動車株も買われた。半面、江蘇恒立液圧(601100)や上海宝信ソフト(600845)、美的集団(000333)などの下落が目立った。

 上海B株指数は0.09%安の262.59ポイント、深センB株指数は0.88%高の1084.43ポイント。

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最終更新:3/18(月) 16:24

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