本土前引け:反落、前場半ばにマイナス圏 利益確定売りが重荷

3/21 12:50 配信

トレーダーズ・ウェブ

 21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.21%安の3073.37ポイントだった。深セン成分指数は0.42%安の9677.04ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6972億3900万元だった。

 上海総合指数は続伸スタート。米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場予想通りに政策金利が5.00-5.25%で据え置かれ、メンバーのFF金利見通し(ドットプロット)では年内3回の利下げ見通しが維持されたことを好感。もっとも、指数は約5カ月ぶり高値圏で推移しているとあって、利益確定売りが出やすい状況。上値の重さが意識されると、中盤に下向きに転じ、その後はマイナス圏でもみ合った。

 セクター別では、太陽光発電設備、電子化学品、バッテリー、バイオ製品などが安い。半面、貴金属が全面高となったほか、文化・メディア、不動産サービス、ゲームなどが買われた。

 上海B株指数は1.01%安の256.66ポイント、深センB株指数は0.27%高の1088.62ポイントだった。

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最終更新:3/21(木) 12:50

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