積水ハウスは、2027年1月期の配当を前期比で「増配」とする予想を、2026年3月5日の12時に発表した。これにより、積水ハウスの配当利回り(予想)は4.03%⇒4.06%にアップした。この配当予想が実現すれば、"15期連続増配"を達成することになる。
積水ハウスが発表した2026年1月期の決算短信によると、2027年1月期の予想配当は中間配当(7月)が「72円」、期末配当(1月)が「73円」、合計の年間配当額は「1株あたり145円」となっている。
積水ハウスの2026年1月期の配当は「1株あたり144円」だったので、前期比で「1円」の増配となる。今回の増配によって、積水ハウスの配当利回り(予想)は4.03%⇒4.06%にアップすることとなった。
積水ハウスによると、「中期的な平均配当性向を40%以上とする従来の配当方針を継続し、利益成長による増配を目指すとともに、第7次中期経営計画期間の1株当たり年間配当金の下限を2025年度の配当実績(144円)を上回る145円」とするとのことで、これにともない今回の「増配」が決まった形だ。
ちなみに、SBI証券の夜間取引(PTS取引)では、発表当日の終値3565円を挟んで3501〜3592円(-1.79〜+0.75%)で推移している。
●積水ハウスの過去16期の配当の推移は?
■積水ハウス(1928)の過去16期の配当の推移
期
年間配当額
期
年間配当額
2012/1
20円
2020/1
81円
2013/1
28円
2021/1
84円
2014/1
43円
2022/1
90円
2015/1
50円
2023/1
110円
2016/1
54円
2024/1
123円
2017/1
64円
2025/1
135円
2018/1
77円
2026/1
144円
2019/1
79円
2027/1
145円
(予想)
積水ハウスは2013年1月期以降、連続増配を継続しており、2027年1月期の配当予想「1株あたり145円」が予想通りに実施されれば、”15期連続増配”を達成することになる。
また、配当額の伸び具合にも注目しておきたい。連続増配が始まる直前の2012年1月期から2027年1月期までの15年間で、積水ハウスの年間配当額は「1株あたり20円」から「1株あたり145円」まで、7.2倍に増加している。
配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。実際に、積水ハウスの株価は2012年1月の終値716円から発表当日(2026年3月5日)の終値3565円まで、4.9倍に上昇している。
■積水ハウス(1928)の株価チャート/月足・15年
●積水ハウスの配当利回り、配当+株主優待利回りは?
積水ハウスの2026年3月5日時点の株価(終値)は3565円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。
【※積水ハウスの配当利回り】
株価:3565円
年間配当額:中間72円+期末73円=145円
配当利回り:145円÷3565円×100=4.06%
積水ハウスの配当利回りは4.06%。2026年2月の東証プライムの平均利回りは1.95%(配当実施企業のみ)なので、積水ハウスの配当利回りは「かなり高め」と言える。
また、積水ハウスは1000株以上の株式保有で「魚沼産コシヒカリ(新米)」がもらえる株主優待を実施している。
■積水ハウスの株主優待制度の詳細
基準日
保有株式数
株主優待内容
1月末
1000株以上
魚沼産コシヒカリ(新米)5kg
積水ハウスの株主優待でもらえる「魚沼産コシヒカリ(新米)5kg」は現金換算できないため、「配当+株主優待利回り」は算出不可能。また、株主優待の権利を獲得するためには1000株以上(2026年3月5日時点での最低投資額は356万5000円)の株式保有が必要となるため、株主優待の権利獲得までのハードルは高めだ。
積水ハウスは、大阪市に本社を置く大手ハウスメーカー。研究開発から設計施工・アフターメンテナンス、リフォームまでを一貫したサービスを提供しているほか、都市再開発や海外での住宅販売なども手掛ける。2027年1月期(通期)の連結業績予想は、売上高3.7%増、営業利益2.5%増、経常利益4.2%減、親会社株主に帰属する当期純利益6.1%減となっている(すべて前期比)。
■積水ハウス
業種
コード
市場
年間配当額(予想)
建設業
1928
東証プライム、名証プレミア
145円
株価(終値)
単元株数
最低投資金額
配当利回り(予想)
3565円
100株
35万6500円
4.06%
ザイ・オンライン編集部
最終更新:3/6(金) 10:10