24日の中国本土市場概況:上海総合1.2%安で4日続落、紡織機械株に売り

6/24 17:07 配信

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下記の通り修正します。(誤)  (正)  24日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比35.04ポイント(1.17%)安の2963.10ポイントと4日続落した。

人民元安の進行や米中の対立激化などが警戒される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は24日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を4日続けて元安方向に設定した。外国為替市場では、対米ドルの人民元が約7カ月ぶりの元安水準で推移。人民元安を背景とした中国からの資金流出も警戒された。また米国の国家安全保障を脅かす恐れがあるとして、米財務省は21日、中国の人工知能(AI)を含む主要ハイテク分野に対する米国からの投資を規制する案を公表している。(亜州リサーチ編集部)

業種別では、紡織機械株の下げが目立つ。上工申貝(集団)(600843/SH)が8.5%安、西安標準工業 (600302/SH)が5.1%安、貴州中毅達(600610/SH)が3.9%安で引けた。

二輪車関連株もさえない。林海(600099/SH)が5.6%、中電科芯片技術(600877/SH)が4.9%、力帆実業(601777/SH)が2.7%ずつ下落した。このほか、印刷包装、セラミック、メディア娯楽株も売られている。

半面、これまで値下がりしていた酒造株がしっかり。山西杏花村フェン酒(600809/SH)が0.9%、貴州茅台酒(600519/SH)が0.4%、重慶ビール(600132/SH)が2.2%ずつ上昇した。

外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.96ポイント(1.29%)安の227.35ポイント、深センB株指数が3.60ポイント(0.32%)安の1106.88ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)

《CS》

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最終更新:6/24(月) 17:12

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